長寿と寿命

先月、記事「Terminal Care (終末期医療)」で紹介したメダカちゃんが、天に召されました。紹介してから1ヶ月、結構がんばっていたのですが、さすがにご長寿おじいちゃんでしたので。。。この水槽で生まれ、生涯を過ごし、大往生を迎えました。何度か大病をしましたが、ここまで生きるとは、素晴しいと思いました。今日は、長寿に関する話題です。

先日見た、NHKの「サイエンスZERO」という番組で、「寿命の仕組み」についての話が興味深かったので紹介します。番組では、「サーチュイン」というタンパク質が取り上げられていました。これは現在、長寿研究で今もっとも注目されている「長寿遺伝子」にかかわる重要な物質だそうです。このサーチュイン君を元気にする(活性化する)ことによって、長寿になれるそうです。例えば老化により蓄積する毒性のある物質の生成を抑制したり、活性酸素による攻撃を防いだりしてくれるとのこと。人為的にこれを活性化させる手段もあるようなのですが、ただし、まだまだ研究中です。なんでも、ガン細胞も元気にする可能性もあるようなので、立派な副作用があります。

「長寿」と「寿命」。どちらも「寿=めでたい」が使われています。長く生きる素晴しさと、命を全うする素晴しさ。人為的に長寿になることも良いことかもしれませんが、与えられた命をしっかり全うすること、その姿勢を忘れないようにしたい、と思いました。