てづくりコンサート

先日、大学時代からの友人に誘われ、コンサートを見に行きました。友人のお子様が習っているピアノ教室の発表会です。「petit(プチ)てづくりコンサート」ということで、手作り感あふれる、楽しい内容でした。ピアノ教室の発表会というと、しゃちほこばった?お上品な?イメージがありますが、なるほど、自分の娘も、こういう発表会であれば楽しめるかも、と勉強になりました。そういえば、大学時代に音楽サークルに居た頃は、こんな感じのプチコンサートやお茶会に沢山参加し、また企画したなあ。なので、懐かしい気持ちにもなりました。

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ピアノ教室の発表会なので、もちろん生徒さんのピアノ演奏はあります。それに加え、兄弟姉妹で連弾したり、親御さんと一緒に演奏したり、と、工夫がありました。工夫、というか、「やってみたいことをやっている」という感じで、楽しそうでした。司会進行も、子供達が交代で行います。「これが、『こども店長』かぁ!」と、思わず納得してしまいました。

特に印象に残った曲について触れます(コンサートの最初の方は、少し遅刻したので聞けませんでしたが)。

君をのせて(「ラピュタ」より):連弾。そこに、「パズー」と、彼のお母さんが居ました。鑑賞する私の隣には、彼の父親が居ました。熱い思いと、あの、まなざし。。。
ネコバス(「トトロ」より):ご家族による連弾でした。この曲は、とても連弾向きだと思います。いつか家族で、演奏してみたい。
子犬のワルツ(ショパン):改めて、名曲。ショパンって、すごい。
亜麻色の髪の乙女(ドビュッシー):ピアノ教室の先生による演奏。この曲に込められている不思議な「間(ま)」といいますか、時空といいますか、そういうものを感じました。日本的な「わびさび」とも異なるような、でも似ているような。
愛の夢 第3番(リスト):素敵な曲。ショパンとはまた少し違った「愛」の表現、ですかね。よりストレートな感情表現?

「愛の夢」については、私が大学時代、初めてピアノで挑戦した曲でもあり、懐かしいです。「バイエル」を習い終えた頃だったと思います、ちょうどサークルでのプチコンサート(クリスマスコンサートでした、確か)で、友人のマンドリン弾きと2人で演奏しました。両手も大変でしたが、ぶっつけ本番で、足元の「ペダル」に挑戦しました。どうも、うまく踏めていなかったようで、踏み踏みするたびに「バキッ、ボコッ」といった、ニブい音を出していたようです。

連弾っていいですね。さっそく、家に帰って娘と連弾してみました。とても楽しかったようで、ピアノの先生に嬉しそうに報告していたそうです。ピアノを少し嫌がり始めていた娘でしたので、連弾、続けられたら良いなと思います。

さて、コンサートの最後には、ゲスト登場。バリトン奏者の岡田誠さん。楽しい語り口、と、堂々とした独唱、のギャップが印象的でした。司会の子供達から質問攻めされタジタジになった後、「愛してるよ~(イタリア語)」と熱唱。かっこいい。彼がオペラ歌手になった理由について、「なりゆきです」のような感じのことを話しておられました。確かに、「なりゆき」って有るよね、と思いました。私が中学生の頃、学校の先生(数学の先生)から「オペラ歌手になったら?」と言われたことがあります。当時は、「いやいや~」と、やんわり断ってしまいましたが、それ以来、将来について考える時、いつもそのことを思いました。「たられば」の話をしても仕方のないことですが、もしかしたら、そんな道に進んでいたかもしれません。。。要は、岡田さんの熱唱を通して、「人生」を感じました。

演奏会後のパーティーにもお誘い頂きましたが(お誘い有難うございます)、そちらは参加できませんでした。また、よろしくお願いします。